ハート・オブ・ザ・チーム
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"シアトル屈指の女子高バスケ・チームを作り上げたコーチが記す“ライフ・レッスン”。 バスケだけでなく人生を強く楽しく生きるための驚異の指導法。 ワシントン州にあるルーズベルト高校の女子バスケットボールチーム“ラフライダーズ” が、州のチャンピオン目指して孤軍奮闘するさまを7年間に渡ってカメラにおさめたドキュメンタリー映画『女バス』。その主人公でもあるバスケット部コーチのビル・レスラーが、さまざまな問題を抱える若者たちをいかに指導したかを記した、バスケットボールやスポーツの範疇を超えた現代人のための教育術。 ビル・レスラーはバスケットボールの、そして人生のチャンピオンの育て方を知っている。コーチはまず選手を力づけ、彼らがゲームに勝てるようにしなければならない。そしてゲームはそれ自体が価値を持つように終始楽しくあるべきだと言う。コーチする女子高生たちに「狼の群れになれ、すべてのプレーで徹底的に闘う姿勢を見せる熱帯の嵐になれ」と、彼は言い放つ。 こんな度肝を抜くコーチング・テクニックが、本書では語られる。そして、レスラー・コーチが選手たちをチャンピオンシップという栄光に導いた戦術とレッスンが明かされる。 過去のシーズンの逸話と物語を通じ、レスラーはキー・プレーヤーたちがどう彼のレッスンをゲームと人生に活かしたかを語る。 スター・プレーヤー、リンジー・ウィルソンはテクニックの誇示をやめチームの一員として、才能を分かち合うことを学んだ。 犠牲なしにチャンピオンシップ・チームはつくれない、という章でレスラーはベンチに座り続けたリー・ボイドがどうチームを助けたかを語る。 そしてダーネリア・ラッセルにはバスケットボール・コートでは絶対に諦めないということを教えた。彼女はプレイする権利を賭けた裁判にそのレッスンを持ち込んだ。 また、親やコーチ、彼自身も介入することなく、選手自身に決断を下させる自由を与えるインナー・サークルのミーティングとそのテクニックについてレスラーは述べる。 『ハート・オブ・ザ・チーム』は、計り知れぬほど貴重な資源である。大人へと成長するティーンエイジャーだけでなく、そこでは、親、教師、コーチが子どもや生徒たちにゆるぎない価値観を植え付ける手引きでありインスピレーションの源なのである。 ――『ハート・オブ・ザ・チーム』解説より
商品詳細
仕様: A5判変型/並製/240ページ
ISBN: 978-4-9904049-9-4
発行: boid
著者: ビル・レスラー/ケイシー・マクナーズニー 翻訳:安斎儒理